あり得ない自分の行動に驚く 46歳、これから

ジグザグな雑文

寒い通勤にホットコーヒー

俺は毎朝、仕事に向かう途中、コンビニで珈琲と煙草をセットで買う。

セブンのホットコーヒーは究極ではなくて至高。

挽き立ての豆で抽出した珈琲の香りは、南の国の情熱のアロマだ。若い娘に恋をしてしまいそうな気分になってしまう。

自宅から一番近い場所にあるセブンには俺は絶対に行かない。何故なら、オーナーの雰囲気がとても暗い。負のオーラに全身が覆われているのだ。接客業をしていて、しかもオーナーなのに、どうしてあんなに暗いんだろう。

出来る限りなるべくなら暗い人物と接するのは避け、言葉や表情や雰囲気の明るい人物とだけ関わり合った方が良い。寒い朝には冷たい自動車に乗ったらすぐに温かい珈琲を飲みたいものだが、俺は毎朝、グッとこらえて最も近所にあるセブンを通り過ぎる。

ファミマも越えて自動車を走らせ、俺は自宅から二番目の場所にあるセブンに飛び込む。

もう一度言う。

セブンのホットコーヒーは究極ではなくて至高。

違いのわかる男
究極はマキシムゴールドブレンド

年齢を重ねると言うこと

俺は46歳だ。

バカボンのパパは41歳の春だから悲しい目で見られるのを嫌がっていたが、46歳になった俺は他人が悲しい目つきでこっちを見ていても気が付かなくなった。他人は他人、俺は俺。年を重ねると言うことは、多分、本当はどうでも良いことにこだわらなくなると言うことなのかも知れない。

若いうちは色々なことにこだわって無駄に闘ってきたが、46歳の春を迎えた現在、俺は自分の人生をまっとうすべく日々の精進を続けている。他人の目などどうでも良い。ただ、敵意を持って睨まれた場合は、闘争本能を剥き出しにして俺は全力で睨み返す。

睨む男
やんのかコラァ~!

100円ホットの奇跡

至高の一杯が僅か100円で飲める。缶コーヒーよりも安く買える。恐るべき価格破壊である。

珈琲好きな私はごくたまに高級な珈琲専門店で一杯千円近いコーヒーを飲むが、満足度は正直それほど変わらない。いや、確かに味だけを考えれば専門店のコーヒーは確かに、数段上の美味しさではあるのだが。

しかし、支払った金額に対する満足度で比べれば、セブンの100円ホットの圧勝と言っていいだろう。このクオリティーのコーヒーが、100円と言う価格で提供されていることは大袈裟だが奇跡である。

ザガー
それは素敵な飲み物、コーヒーモカマタリ!

奇跡を前に年を重ねるという現実を知る

私が毎朝立ち寄るセブンイレブンの店員は、とても明るくて感じが良い。私の顔も覚えていて、何も言わなくても煙草の銘柄を間違えないし、レジの年齢確認ボタンも気を利かして押してくれる。

朝の一番で感じの良い明るい人物と接すると、言葉は交わさなくても非常に気分が良い。

俺は支払いを済ませてコーヒーマシーンの前に立つ。紙コップをセットしてボタンを押す。音を立ててコーヒー豆が挽かれ、南国の情熱のしびれるようなアロマが香る。

白い紙コップに琥珀色をしたコーヒーが抽出される。

俺は心の中でルンバを奏でる。コンゴ、マラカス、楽しいリズム。愛のコーヒールンバ。

注がれた熱々のコーヒーを取り出し、俺は砂糖とミルクを準備する。砂糖とミルクは入れ放題だ。100円なのにこのサービスはまさに至高の中の至高。海原雄山が難癖をつけて来たとしても、俺は一歩も引きはしない。

俺はスティックシュガーの端っこをねじり切り、コーヒーのすぐ横に置かれていたゴミ箱に砂糖をぶち込んでいた。ミルクも同様にしていた。何故かは自分でも分からぬ。

手慣れた動作でクルクルスティック(正式名称は知らないが、コーヒーをかき混ぜるプラスティックの棒)を使ってコーヒーをかき混ぜる。

ザガー
あれ?

ミルクと砂糖を入れたのに、コーヒーは琥珀色のままで変化しない。

ザガー
ああ!

そこで俺は気付いた。自分が砂糖とミルクをゴミ箱に注いでいたことに。

俺は愕然とした。

スティックでゴミ箱の中身をかき混ぜていなくて良かった!

これが年齢を重ねるということなのだろう。

嘘だと思ってこれを読んでくれている若い君よ、このエントリーが決して作り話では無かったという事が、君にもきっといつかわかる時が来る。

年齢を重ねるって、結構、驚きの連続だよ。

最後に、俺が大好きな海外ドラマ『This is us 36歳、これから』の中から、とても大好きな場面を紹介しておく。この引用は、深い悲しみに暮れる若い父親ジャックに、たくさんの経験を重ねて人生の黄昏時にいる老医師が慰めに贈った言葉だ。

出来れば君もいつか私のように年老いた時に、自分の経験を若者に語ってくれるといいなと思うよ。

人生が君という人間に与えた最も酸っぱいレモンで、何とかレモネードを作った経験を。

そうなれば君は、この病院から三人とも家に連れ帰ったことになる。
まあ、予定と違う形でも。

 

ザガー
悲しい目で見ないでね♡

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

前に進む。たとえジグザグであろうとも。

 

 

 

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