『ちょっとした勉強のコツ』 勝負に勝つための心の持ち方について

心に響く言葉

勝負・人生に勝つための心の持ち方

 

頭が良くなりたい

社会人になってから、勉強の本当の面白さや大切さを知った。勉強ができるようになりたい、という欲も出てきた。

勉強ができるようになって色々なことを学び、

論理的な思考を身に付け

合理的なものの捉え方ができて

物を視る角度が独自で鋭い人間になりたい。

要するに頭が良くなりたい。頭が良くなるためには勉強が必要だ。

私は読書が好きだが、勉強の仕方について解説されているような本を書店で見かけるとついつい購入してしまう。

よむぞう

勉強大好き!

ちょっとした違いが大きな差をつくる

ちょっとしたコツを知っているのと、知らないのとでは、何事においても結果には雲泥の差が現れてしまうものだ。

ちょっとしたコツをバカにしてはいけない。

私は今までに、工事現場、工場、病院で働いてきたが、「仕事がそこそこ出来る人」と「仕事がもの凄く出来る人」の差は、本当にちょっとしたところにあることに気づいた。

よむぞう
この「ちょっとした」がポイントだね!

しかし、その「ちょっとした差」が何なのかがなかなか判らない。

仕事の本当のキモは誰も教えてくれない。気前よく教えてくれる人がいたとしても「出来る人」本人も仕事のコツを言語化できていない場合が多い。

よむぞう
仕事が「出来ない人」と「出来る人」の差は、ものすごく大きいね。要因は、やる気とか、要領とか、適性とか、能力とか、年齢とか、性格とか……

ちょっとした勉強のコツ

成績優秀な人と、勉強があまり得意ではない人の頭には、それほど大きな差は無い。差が大きいのは、勉強の仕方と、費やす時間と、勉強に対する考え方、やる気の問題である。

先日、さまよっていた書店で見かけて、すぐさま購入した書籍『ちょっとした勉強のコツ』の中に「勝負」に臨んだ際の心構えについて参考になる文章を見つけたので紹介する。

引用した文章を読むと「勝負」に勝つための心の持ち方が説かれているが、突き詰めれば「勉強」も「人生」も勝負だ。

「以下引用」

かつて囲碁の世界で勝負師の異名をとったある棋士が、試合に勝つにはどういう気持ちでのぞんだらよいのか、ときかれた。その答えのことばを、ずいぶん前のことになるが、いまもって忘れない。

その人は言った。腹を立ててたりするのは論外。落ち込んだり、悲しい気持ちもよろしくない。かといって得意になったり、喜んだりするのもまずい。なにがなんでも勝ってやろうと熱くなったりしては、頭が思うようにはたらいてくれない。

それでは、どういうのがよいのか。その人によると、心たのしむ状態が最高だとなる。喜ぶのはいけないが、たのしむのはよい、というのが微妙である。

普通、大勝負であればあるほど緊張して固くなる。のびのびするだけでも難しい。ましてたのしい気分になるなどというのは思いもよらない。しかし、それが勝つためのもっとも大きな条件であることを、この棋士は長い経験を通して確信するようになったのであろう。

勝負にかぎらず、なんとしても成功したい、しなくてはならないと思ってことに立ち向かうと、やっかいなことがおこる。正面の目標とは別に、心のどこかに姿なき敵をかかえこむことが多いのである。ひとはそれをプレッシャーといったりする。本人は気づかないことが多いが、これを退散させないと、うまくいくことも失敗してしまう。

【『ちょっとした勉強のコツ』 外山滋比古〈とやま・しげひこ〉(2008年、PHP文庫)】

「喜ぶ」のと「心たのしむ」という微妙な一念の差が、シビアな勝負の世界では、その命運をハッキリと分かつ絶対的な条件となるという棋士の実感を、言葉の上では何となく理解できる。

よむぞう
「心の持ち方」という繊細でシビアな問題!

心たのしむ

「何が何でも勝つ」という気負いを褒め称える精神風土が、この日本という国には蔓延している。

私は「気負い」は悪いことだとは思わないが、何の戦略も持たないままに精神論だけで突っ走ろう、物事に当たろうという姿勢にはまったく共感を覚えない。

「何が何でも」とか簡単に言う人に限って精神論しか拠り所が無かったり、思いのほか努力が不足していたりする。

何としても勝たなければならない場面に直面した時こそ、徹底的に戦略を練った上で「心たのしむ」姿勢を忘れずに歩を進めたい。

「心たのしむ」という状態が生み出す精神的な余裕が、プレッシャーを排除し、自分の持っている能力を存分に発揮させる状態を作り上げる。

適度なプレッシャーはパフォーマンスを向上させる方向に働くが、過度なプレッシャーを感じてしまうと、普段出来ている簡単な事さえ失敗してしまうものだ。勝負の時にそんな状態となってしまってはお話にならない。

もう一歩踏み込んで考えると、実は、生きている毎日が私たちひとり一人の勝負の時だ。であるから、この人生で勝つためには、私たちは、毎日、心たのしんでいかなければならないのだ。

物事が順調な時は「心たのしむ」ことはそんなに難しい事ではない。問題は逆境の時である。嫌な人、嫌な場面、嫌な状況、物事が前に進んでいかない時、そんな逆境の中でこそ、心たのしむ姿勢を保持しなければならない。

人生は勉強だ。

よむぞう
やる気充分勉強15分にならないようにね(笑)

 


最後までお読みいただき、ありがとうございました。

前に進む。たとえジグザグであろうとも。

 

 

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