隠れた超傑作野球漫画『アウト・ロー』
面白いマンガが読みたい
面白いマンガを読んでいるあの至福の時間に名前を付けるとしたら、どのような言葉がふさわしいでしょうか?
絵とセリフとストーリーが混然一体となって、目から脳にダイレクトに面白情報がインプットされていくあの忘我の感覚。
う~ん!
私のおすすめマンガ
マンガ喫茶で面白いマンガをお探しの方へ、私がおすすめするマンガは『代紋TAKE2』で有名な木内 一雅さんが原作の『アウト・ロー』(全14巻)です。
『アウト・ロー』はどんなマンガか
この『アウト・ロー』というマンガの内容を簡単に説明すると、「少年野球のコーチをヤクザが引き受けるという突拍子もない物語のマンガ」です。
最高傑作と断言します。
とにかく面白いです。
思わず吹き出してしまうようなギャグも冴えていますし、野球にひたむきに打ち込む少年たちの姿にも感動させられてしまいます。
とても温かくて、楽しい気持ちにさせられるマンガです。
傑作マンガ『アウト・ロー』のストーリー
「ストーリーは以下の通り」
主人公は六本木を根城にした経済ヤクザの渡部淳(アツシ)で、若いながらも自分の組を持つ切れ者だった。しかし、成金ヤクザそのもののアツシは、傲慢かつ冷酷、嫌な男の典型で、兄貴分や直属の舎弟にすらまったく信頼されていなかった。
そんな生き方が発端となって、アツシは広域暴力団「関東山城会」の五十嵐会長に破門されてしまう。ヤクザの世界で「破門」は、生き地獄を意味する。地位も財産も失ったアツシは、以前の行いの因果で、周囲からゴミ以下の扱いを受ける日々を過ごす。
この破門を解く条件として五十嵐会長は、自分の孫が入団している少年野球チーム「下丸子小ファイターズ」を監督して日本一にしろとアツシに命じるのだった……。
傑作マンガ『アウト・ロー』のおすすめポイント
- 野球経験のまったくないヤクザの元組長が少年野球チームの監督になると言う、あり得ない設定ではありますが、漫画の世界にグイグイと引きずり込まれていきます。
- 臨機応変な行動で危機を乗り越えていくアツシのバイタリティーに、心から感動させられてしまいます。
- アツシをサポートする元プロ野球選手の猫田コーチの存在が、哀愁を讃えた何とも言えないユーモアに溢れていて、物語の強烈なスパイスとなっています。
- 現代的ではありますがひたむきな少年たちと、いつしか本気でチームを牽引しているアツシとの関係が、読んでいる者をとても温かい気持ちにさせてくれます。
どんな方におすすめなのか
傑作マンガ『アウト・ロー』は、どんな方におすすめなのかを書いておくのでマンガ選びの参考になさってください。
- 壁にぶち当たって疲れてしまった人
- とにかく面白い漫画を探している人
- 温かい物語を読みたい人
- 少年の頃のひたむきさを取り戻したい人
- マンガを読んで笑いたい人
- マンガを読んで感動したい人
- 野球の知識がないという理由で野球漫画を読んだ事のない人
久しぶりのブラベスト!
大傑作です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
前に進む。たとえジグザグであろうとも。
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