『インファナル・アフェアⅡ』ネタバレなしのレビュー 傑作を軽々と超えて来た二作目

映画

映画『インファナル・アフェアⅡ 無間序曲』

 

はじめに

先日、映画のランキング記事を作成するために、久しぶりに2002年の傑作香港映画『インファナル・アフェア 無間道』を観直してみましたがあまりにも面白かったので、続けて『インファナル・アフェア2』も鑑賞しました。

【『インファナル・アフェア 無間道』のレビューは以下の記事を参照してください】

『インファナル・アフェア』ネタバレなしのレビュー 男ならば一度は観るべき映画
結論から言うと『インファナル・アフェア』は、やはり傑作映画でした。男ならば絶対に観るべき映画です。

結論から言うと『インファナル・アフェアⅡ』は、傑作を超えた映画でした。一作目よりも、私は二作目の方が上だと思いました。

この二作目も、男ならば絶対に観るべき映画です。

Mr.ムービー
作品紹介いってみよう!

ストーリー

「ストーリーは以下の通り」

香港マフィアの大ボス、クワンがサム(エリック・ツァン)の手下であるラウ(エディソン・チャン)によって暗殺された。殺害を命じたのは、夫のマフィア内での出世を願うサムの妻マリー(カリーナ・ラウ)だった。

クワンの死後、ヤン(ショーン・ユー)の異母兄弟であるハウ(フランシス・ン)が、後継者として巨大な組織を引き継ぐ。

明晰な頭脳と非情さを持ち合わせたハウは、組織の勢力を拡大させながら父親を殺した犯人探しに執念を燃やすのだった…。

『インファナル・アフェアⅡ』(2003年)〈香港映画〉

Mr.ムービー
レビューいってみよう!

これだけは言わせて欲しいこと

前作『インファナル・アフェア』の前日譚を描いたこの作品『インファナル・アフェアⅡ』は、傑作以上の最高の映画に仕上がっています。

単なるマフィア物とは一線を画する、荘厳な雰囲気が映画全体に漂っています。

この映画がすごいのは、あの傑作『インファナル・アフェア』の前日譚をキッチリと描きながらも、物語の主人公に一作目にはまったく登場しなかった人物を据えてそれが見事に成功している点です。

圧倒的な存在感の主人公の脇を固めている登場人物たちの、それぞれの背負った業もしっかりと描き切られています。

ところで、

香港映画の食事シーンって、どうしてこんなに美味しそうなんでしょうか?

Mr.ムービー
あの傑作を超えてくるなんて、奇跡!

キャストについて

この映画が最高傑作となった要因は、何と言ってもハウを演じたフランシス・ンの素晴らしさが一番大きいです。

香港マフィアの大ボスの実子としての雰囲気がバッチリと漂ってきます。経済的に恵まれた環境で育てられて高水準の教育を施されているのに冷酷で、燃えたぎるような血潮を内面に抱えた人物をキッチリと演じ切っています。

Mr.ムービー
フランシス・ンの存在感に打ちのめされる!

登場人物について

サムがマフィアとしてのしあがっていくためのエネルギーの源が、一人の男を命懸けて愛した女の情念と非業の死によるものだったことが描かれています。そんな過去を知ってから、もう一度一作目を観直すときっと映画の感じ方が変わってくると思います。

マフィアのボスの私生児として生まれたヤンの苦悩、

愛した女性のために後先を考えずに突っ走るヤン、

捜査のために法律どころか人間としての一線をも越えてしまうウォン警視(アンソニー・ウォン)など、

登場人物のキャラクターが無理も無駄もなく描かれています。

Mr.ムービー
唸らざるを得ない!

この映画の見どころ

命のやり取りをする前のサムとウォン警視の、友情に似たような結びつきに何とも言えない感慨を覚えます。

一作目でラウが簡単にサムを裏切ってしまった遠因も、この映画を観ると納得できます。

クアンの跡目をとったハウが組織を統率していくまでの描写には、ノワール映画特有のワクワク感があります。自分の配下の人間が潜入捜査官であることを見抜いたハウが、その裏切り者を処刑する手口の残酷さ(映像はまったくエグくありません)は巨大マフィア組織のトップに立つ者の業の深さを見事に描いています。

ハウの登場するシーンはすべてこの映画の最高の見せ場になっていますが、最後に「ある秘密」を知った瞬間の演技には鳥肌が止まらなくなります。

Mr.ムービー
鳥肌ものの演技を刮目して観よ!

題名について

題名は『インファナル・アフェアⅡ 無間序曲』です。

「Infernal(インファナル)」は「地獄」を「affair(アフェア)」は「出来事、事件」を意味しています。

エンドロールで、次の文章が画面に浮かびあがります。

『絶え間無きもの三つ 時間 空間 業』

『罪を犯したる者 無間地獄で絶え間無き苦しみを受ける』

一作目『インファナル・アフェア 無間道』の前日譚、序曲という位置づけですが、この大傑作映画『インファナル・アフェアⅡ 無間序曲』を観てしまうと、傑作映画であった一作目こそが実はこの映画の序曲に過ぎなかったのだとさえ思えてしまいます。

Mr.ムービー
さあ、今日もさっさとオリジナルな「題名」考えんか~い! (笑)
ザガー
じゃあ、考えるね♡ (笑)

と、言う事で、ちょっとこの映画にも、私が題名を付けるとしたらを考えてみたいと思います。

『う~ん…』

ザガー
ポン、ポン、ポン、ポン、チ~ン! (一休さん風)

『閃いた!』

 

それでは発表します。

3

2

1

『インファナル・アフェアⅡ 黒社会に生まれた男 ハウ』

Mr.ムービー
なんか良い気がする! (笑)

結論

  • 『インファナル・アフェアⅡ』、最高級に面白い大傑作映画でした。
  • フランシス・ンの演技と存在感の大きさに痺れて下さい。
  • この映画を観た上で、第一作目を観直すとさらに物語の世界にのめり込めます。
  • 私個人の感想としては、あの歴史的映画『ゴッド・ファーザー』を超えたと言っても過言ではありません。
  • 男っぽい映画を観たいのならば、断然におススメの映画です。
  • 物語としては一作目を観ていなくても充分楽しめますが、先に一作目を観てからの方が感情移入度は高いと思います。
  • 映像や演出、音楽の完成度も高く、古さはまったく感じません。
Mr.ムービー
おススメしたい熱意は伝わってきたぜ!


最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 

前に進む。たとえジグザグであろうとも。

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