【書評】『陸軍士官学校の人間学』のレビューと『魅力あるリーダー』の12の特徴

書籍

『陸軍士官学校の人間学』

著者の中條高徳氏は、アサヒビールの常務取締役営業本部長として、「アサヒスーパードライ」作戦による会社再生計画を大成功させた人物です。

本書には、低迷していたアサヒビールが、圧倒的な国内シェアを誇っていたキリンビールに追いつき、追い抜いた経緯が読みやすい文章で面白く綴られています。

また、題名の通り、著者が学んできた「人間学」について、組織に属して事を為していく上で非常に参考になる内容も盛り込まれています。

よむぞう
ビールが飲みたくなっちゃうね! (笑)

功の成るは成るの日に成るに非ず

「以下引用」

中国北宋時代の文人、蘇洵が何事も「功の成るは成るの日に成るに非ず(功業の達成は、達成したその日に成し遂げられるものではなく、それまでの努力の積み重ねによる結果なのである)」と説いた通りでした。

【『陸軍士官学校の人間学』 中條高徳〈なかじょう・たかのり〉(2010年、講談社+α文庫)】

『人気ブログを育て上げるための努力』
『自分で事業を起こすための努力』
『筋肉を育てる努力』
を積み重ねている今、私は焦ることなく『功の成る日』を楽しみに前に進みます。

よむぞう
「たとえジグザグであろうとも」でしょ? (笑)

今現在、何かの目標を掲げて頑張っておられる方、あなたの毎日のたゆまぬ行動が『成る』を引き寄せるのです。必要な行動をたゆまずに実行すれば、今すぐに結果が出なくても焦る必要はありません。

『功の成るは成るの日に成るに非ず』だからです。

あなたの目標は何ですか?

私も努力を楽しみます。あなたも目標を達成するための行動を楽しんで下さい。私は、このブログの人気度(ユーザー数、PV数の概数)と取り組みを、定期的にこのブログ上にアップします。是非、覗きに来て下さい。

自分で起こす事業についても具体的な内容が決まった段階で報告します。

筋肉の成長具合については、気が向いた時に報告するかも知れません(笑)。

あなたの『目標』と『歩み』も、よろしければお気軽にコメントで教えて下さい。共に切磋琢磨して進みましょう。

よむぞう
お気軽にね (笑)

ピンチをチャンスと明るく捉える

「以下引用」

思えば陸士時代、「ピンチをチャンスと考える明るい性格の者でなければ、指揮する場から立ち去れ」と、口酸っぱくいわれたものです。

【『陸軍士官学校の人間学』 中條高徳〈なかじょう・たかのり〉(2010年、講談社+α文庫)】

私は、時として弱気になりそうな自分の心を、明るく叱咤激励していこうと思います。

自分の心の中には、強い部分もあれば弱い部分もあります。明るい部分もあれば暗い部分もあります。ポジティブな部分とネガティブな部分があります。

自分の心のマイナス部分を知った上で、『常に物事を明るい方向で捉える』思考・視点を持てるように『自らの心』を導いていけるように努力します。

『努力』と言っても、口ぐせをポジティブに変えるだけなんですが…(笑)。

よむぞう
生きている間、ずっとチャンス(笑)

「以下引用」

「戦勝は、将師が勝利を信ずるに始まる」(『統帥参考』)

勝利とは、まず指揮官がそれを信じることから始まる―。すべての企業のトップや、中間管理職として多くの部下を指揮する立場にある人々に、この兵法の教えを心から贈りたいと思います。

【『陸軍士官学校の人間学』 中條高徳〈なかじょう・たかのり〉(2010年、講談社+α文庫)】

私は自分の勝利を信じます。

このブログの月間PV数で100,000を必ず突破します。

あなたの目標は何ですか?

あなたはその目標達成を本気で信じられますか?

よむぞう
方法とか、現状とか、どうでも良いんだよ。重要なのは勝利を信じるか、信じないかなんだよ(本気)

「以下引用」

兵法には、こんな教えがあります。

「卒を観ること愛子の如し、故にこれと俱(とも)に死すべし。厚くして使うこと能(あた)わず、愛して令すること能わず、乱れて治むること能わざれば、譬えば驕子の若く、用うべからざるなり」

(『孫子』)

(兵たちを愛すべき我が子のように思い、厳しくも深い愛情で接すると、指揮官は兵士たちと生死を共にできるようになる。しかし、兵を手厚くもてなすだけで、仕事をさせることができず、可愛がるばかりで命令することもできず、でたらめをしていても、それを止めることができなければ、兵は驕りたかぶる子供のようなもの。何の役にも立たないだろう)

本当の勝者とは、躾け、躾けられ、高い徳の精神を磨き上げた者のことをいうのだと、私は思います。それこそ、組織のトップやリーダーに求められる、最大の資質ではないでしょうか。

【『陸軍士官学校の人間学』 中條高徳〈なかじょう・たかのり〉(2010年、講談社+α文庫)】

私は、社会人として働き始めてからずっと、リーダーシップを持つとはどういうことか? という視点を持って上司や同僚や、取引相手を見つめてきました。

私が心酔したリーダーは、上記引用部分にも書かれている『高い徳の精神を磨き上げた者』を確かに体現していました。

『高い徳の精神を磨き上げた者』魅力あるリーダーの姿

実際に職業人として社会で出会った、『魅力のあるリーダー』の特徴を書き出してみました。

①魅力あるリーダーは、仕事・物事に前向きに明るく取り組む。

魅力を感じさせるリーダーは、仕事や遊びに常に前向きな姿勢で取り組みます。

仕事に前向きでない人物がリーダーとなった場合、組織は成長せず、仕事に喜びを見いだせない職員が増えて衰退します。

②魅力あるリーダーは、トラブルを客観的に見て問題の本質が何かを判断する。

どんな組織にも大なり小なり必ずトラブルは起きます。

トラブルが起きた時、そのトラブルの本質が何かを見誤ったリーダーの下す采配ほど、部下の意欲をそぐ行為はありません。

よむぞう
ち・が・う・だろぉ~! 違うだろぉ~~~!!!

③魅力あるリーダーは、解決すべきトラブルの優先度を的確にとらえる。

トラブル解決にも優先すべきものとそうでないものがあります。

最も早期に解決しなければならない問題は何か? 魅力あるリーダーは総じて、物事の優先度を瞬時に判断して行動を起こします。

④魅力あるリーダーは、人物の好悪にとらわれずフェアな視線で揉め事を裁く。

魅力あるリーダーは自分の好き嫌いにとらわれず、常にフェアな視線で揉め事を収めてくれます。他にどんな魅力があっても、フェアさがないリーダーからは部下の心が離れていってしまいます。

⑤魅力あるリーダーは、部下や同僚の仕事の姿勢をちゃんと見ている。

同僚や部下の評価と、上司の評価とがまるで違う人物がリーダーとなっていることがあります。これは、上司が魅力的なリーダーではないことを物語っているケースが多いです。

上司の物の見方と、部下の物の見方が違うのは当然なので仕方がないのですが、あまりにも評価に乖離があるケースは往々にして上司に問題があります。

その職場で、誰が仕事のかなめになっているかを見抜き、その仕事ぶりをちゃんと把握して評価できることが、魅力あるリーダーの条件の一つです。

⑥魅力あるリーダーは、人の話によく耳を傾ける。

魅力あるリーダーは聞き上手です。相手の言葉を、最後までちゃんと聞きます。

部下の話を聞こうとしない上司は、自分の意見を上から目線で言いたいだけの魅力のないリーダーです。

⑦魅力あるリーダーは、人の心の機微がわかり、情を汲むことができる。

人の心の機微がわかるリーダーは、そこにいるだけで周囲の人間に安らぎや癒しを与えます。

部下が感じている不満という情を汲みとり、話をとことんまで聞いて励ましや慰めの言葉をかけるリーダーに人望が集まります。

⑧魅力あるリーダーは、心に理想を持ち、同僚や部下にそれを本気で語れる。

仕事における理想を心に掲げているリーダーは、実はそれほど珍しくありません。

魅力あるリーダーは、その理想を本気で掲げて成し遂げる努力をしています。本気の努力を継続しているだけに、掲げた理想は独りよがりのものではなく、ある意味、現実的です。

⑨魅力あるリーダーは、言語化能力に優れている。

リーダーとしての魅力を持つには、頭脳が明晰でなければなりません。相手が上手く表現できない考えや感情を、上手にかみ砕いて言語化ができる人物に部下からの信頼や尊敬が生まれます。

⑩魅力あるリーダーは、仕事を丁寧に教える。

上から目線で指導するのではなく、部下や同僚の理解や成長を心から願って仕事を丁寧に教えることが出来なければ魅力的なリーダーにはなれません。

自分が苦労して身に付けたノウハウを、惜しげもなく、しかも丁寧にかみ砕いて部下に教えるリーダーは、組織全体のスキルをアップさせてモチベーションまで引き上げてしまいます。

言うまでもなく、リーダーとして人望を集めようとするならば、プロフェッショナルとして、誰にも負けないような知識やスキルを身に付けていなければなりません。

⑪魅力あるリーダーは、優しさと厳しさを兼ね備えている。

優しくないリーダーの周りに人は集まりません。

優しさだけで厳しさの無いリーダーに尊敬は集まりません。

⑫魅力あるリーダーは褒め上手、叱り上手。

魅力のあるリーダーは褒める事が上手です。人間は褒められると伸びます。魅力あるリーダーは人材育成にも長けています。

褒めることは上手なのに、叱り方が下手なリーダーは育ちつつあった人材を潰してしまいます。リーダーである以上、叱るという行為からは逃れられません。

感情をぶつけるのではなく、相手の間違っている部分を断ち切るような鋭い叱り方ができ、尚且つフォローできるリーダーは組織全体を引き締めることが出来ます。

よむぞう
こんなカリスマ・リーダーに私はなりたい!

まとめ

『陸軍士官学校の人間学』は、組織の中でリーダーとして働く人にはおススメの一冊です。

【魅力的なリーダーの特徴は以下の12点です】

  1. 仕事・物事に前向きに明るく取り組む。
  2. トラブルを客観的に見て問題の本質が何かを判断する。
  3. 解決すべきトラブルの優先度を的確にとらえる。
  4. 人物の好悪にとらわれずフェアな視線で揉め事を裁く。
  5. 部下や同僚の仕事の姿勢をちゃんと見ている。
  6. 人の話によく耳を傾ける。
  7. 人の心の機微がわかり、情を汲むことができる。
  8. 心に理想を持ち、同僚や部下にそれを本気で語れる。
  9. 言語化能力に優れている。
  10. 仕事を丁寧に教える。
  11. 優しさと厳しさを兼ね備えている。
  12. 褒め上手、叱り上手。
よむぞう
こんなに長い文章を最後まで読めるなんて、あなたはなんて根気強い人なんだ! 私は今、猛烈に感動しています! ありがとうございます!


最後までお読みいただき、ありがとうございました。

前に進む。たとえジグザグであろうとも。

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