お金の問題じゃありません! 心の問題なんです! キリン生茶は苦かった!

ジグザグな雑文

 

明日は母の日。

栃木県に嫁いだ妹が高校の同窓会のために帰省してきたので、本日、兄妹二人で母の墓参りに行った。

ライターを忘れてしまったので、途中、コンビニに寄った。お墓に備えるお線香に火をつけるのに、100円ライターが必要だった。

コンビニの店内を探しまわったが見つからなかったので、レジ前にいた店員さんにライターの場所を尋ねた。中年のおばちゃん店員は、ライターの置いてある棚に私を連れて行った。

 

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おばちゃん店員
すいません、お客さん。売り切れてしまったみたいです

おばちゃんが案内してくれた棚には、確かに百円ライターは一つもなかった。

わたし
そんなこともあるんだな…

面倒だけど別のコンビニ行かなくてはならない。

たかが百円ライター、されど百円ライター。なければ線香に火をつけられない。

百円ライターの有難味が胸にしみる。

おばちゃん店員にお世話になったんだから、何も買わずにコンビニを出るのも気がひけたので、ペットボトルのお茶を手にしてレジに向かった。キリン生茶。特に飲みたくもなかったが…。

 

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おばちゃん店員が私に値段を告げた。

わたし
あれ…?

その時、私はあることに気づいた。

レジカウンターの向こう側に置かれた電子レンジの上に、たくさんの百円ライターが並んでいたのだ。

わたし
すいません。そのレンジの上にあるライターは?
おばちゃん店員
あっ、これはタバコをワンカートン買ってくれたお客様におつけする物なので、すみません
わたし
ああ、そうなんですか…。それを売ってくれませんか?

おばちゃん店員は明らかに困った顔をした。黙ったままでフリーズしている。

ここは、私の財力に物を言わせるしかない。

わたし
何だったら二百円出してもいいです

他のコンビニに行く手間を省ければ、百円ライターに二百円出しても構わないと思った。私の面倒くさがりは、DNAレベルで受け継いだものだ。

おばちゃんは困った顔のままで意味不明の笑みを作った。

私は頭の中で、『三百円はちょっとなー』とか考えていた。まあ、二百円で落ちるだろう。このデフレの時代に、普段の二倍の金額を提示しているのだ。

おばちゃん店員
少々お待ちください…

おばちゃんはそう言い残して、別の店員を呼びに行った。私はレジの前で一人待たされることになった。私のDNAは、『せっかち』という特性も保有している。

わたし
そんなに大げさな問題か? ちょっと融通が利かな過ぎじゃね? このコンビニは、『お役所コンビニ』って名前に変えたほうがいい…

そんなことを頭の中で考えていると、さっきのおばちゃん店員が、別のおばちゃん店員とタッグになって戻って来た。

おばちゃん店員2
お客様、申し訳ありませんが、こちらのライターはお売り出来ません!
わたし

言葉は丁寧であったが、おばちゃん店員2号は何となく強気な態度だった。

「ええい! だったら、三百円でどうだぁ~!」

と言う言葉を、私はすんでのところでグッと飲み込んだ。

おばちゃん店員
申し訳ありません
おばちゃん店員2
申し訳ありません

二人で頭を下げるおばちゃん達には悪気はない。ただ、融通が利かないだけなのだ。

わたし
しょうがないですね…。わかりました…。

私は何か寂しい気分でキリン生茶を持ってコンビニを出た。

その後、私はそのコンビニのことを『お役所コンビニ』と呼んでいる。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

前に進む。たとえジグザグであろうとも。

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