『かつてのSF大好き少年』が綴る、映画『散歩する侵略者』を観て感じた『どうして?』と『不自然』

映画

映画『散歩する侵略者』

Mr.ムービー
小泉今日子も出てるんだぜ!

『散歩する侵略者』(2017年)〈日本映画〉は、

【『念』を奪う宇宙人が地球に侵略に来る】

という、ストーリーだけを聞くと、筒井康隆や星新一や小松左京の小説をむさぼり読んだ経験を持つ『かつてのSF大好き年』である私の心を非常にくすぐる内容の映画です。

しかし、私には『散歩する侵略者』合いませんでした。

『かつてのSF大好き少年』である私は、好意的に、なるべく好意的な気持ちで画面を眺めていましたが、どうにもこうにも合いませんでした。

鑑賞してもおススメしたいと思わなかった映画のレビューは今まで書いてきませんでしたが、この映画に関しては書いておきたい気持ちになりました。

何故ならば、

【『概念』を奪う宇宙人が地球を略に来る】

という設定が、『かつてのSF大好き少年』である私の心をどうしようもない程にくすぐるからです。

作品紹介

Mr.ムービー
 作品紹介いってみよう!

「ストーリーは以下の通り」

人間の脳から『概念』を奪い取る宇宙人が、地球を侵略に来る話。

『散歩する侵略者』(2017年)〈日本映画〉

Mr.ムービー
ストーリーは手抜きかい! レビューは真面目にな!

ネタばれなしのレビュー

これだけは言わせて欲しいこと

設定が非常に良いだけに、とにかく惜しい映画です。

この作品を鑑賞していて感じたのは、うしてそうなっちゃうの?』『なんか不自然じゃね?』が多いという事です。

どうしてそうなっちゃうの?

・『家族』という概念を奪われた前田敦子が、どうしてああなっちゃうの?

・三人でやって来て、それほどの大事件も起こしていないのに、自衛隊や警察や何だか良く判らない組織が動いているのはどうしてなの?

・宇宙人のガイドになった長谷川博己が長澤まさみに初めて会った時、どうしてあんなに不自然に怒ってるの?

・車に跳ねられた宇宙人は、どうして他の人間に乗り移らないの?

・そもそも『概念』を何の目的で奪ってるの?

・『仕事』という概念を奪われた社長は、なんであんなにおかしくなっちゃうの?

・あんなに冷めていた夫婦関係なのに、長澤まさみはどうして急に松田龍平を見直したの?

Mr.ムービー
何でだろぉ~♪ 何でだろぉ~♪ 何でだ何でだろぉ~~~♪

不自然に感じた演出

・宇宙人の乗り移った女の子が血まみれのセーラー服で道を歩くシーンで、どうしてトラックが横転しちゃうの? 不自然です。

・刑事である児嶋一哉は、どうして病院に乗り込んできた不審な二人をあっさり病室? 検査室? に入れちゃうの? 不自然です。

・その時の会話での『自分』の使い方が妙に不自然です。

・教会で行われた子供たちと松田龍平の会話も、子供たちの発言が妙に不自然です。

・街頭演説をする満島真之介のまわりにあんなに聴衆があつまっているのも不自然です。

・ショッピングモールで長谷川博己がした演説もリアリティーがなく不自然です。

Mr.ムービー
不自然って、結論ありき、ストーリーありき、言いたい事ありきって感じがして映画を観る気持ちが冷めちゃうよね!

キャストについて

私が名前を知っていた出演者は

長澤まさみ、松田龍平、前田敦子、満島真之介、児島一哉(アンジャッシュ)、東出昌大、 小泉今日子、笹野高史、長谷川博己

といった面々で、華キャストです。

Mr.ムービー
超豪華キャストじゃね?

この映画の見どころになれたであろう部分

設定が良かっただけに、この映画の見どころになれたであろう部分について考えてみようと思います。

・『概念』を奪う目的をしっかりと説明できれば映画の説得力が増します。

・『概念』を奪われた人間の変化にリアリティーを出せれば、映画の魅力が上がります。

・『どうしてそうなっちゃうの?』と『なんか不自然じゃね?』を解消すれば、とても良い映画になったと思います。

Mr.ムービー
確かに、そう思うな!

題名について

題名の『散歩する侵略者』は、劇団イキウメの2005年初演の台、およびこれを原作とする2007年出版の小説のタイトルをそのまま使っています。

今日も、『映画のタイトルを私がつけるとしたら』を考えてみます。

Mr.ムービー
今日もやるんかい! (笑)

それでは発表します。

3

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1

 

 

 

『宇宙人曰く 概念が、い(要)ーねん!』

Mr.ムービー
まさかのダジャレかよ! 却下!(笑)

 

結論

・『散歩する侵略者』、つまらない映画ではありません、非常に惜しい映画でした。

・『どうしてそうなっちゃうの?』と『なんか不自然じゃね?』を解消すれば、とても良い映画になったと思います。

・『映画』を観ているというよりも『舞台』を観ているような感じがしました。

・松田龍平はとても良いです。

・小泉今日子がもったいないです。

Mr.ムービー
せっかく出演した『キョンキョン』が活かされなかったのが一番残念だったな!

最後に

ここに綴った映画の感想は、あくまでもジグ・ザガー個人の見解に基づいたものです。決して作品を貶したり、誰かを攻撃したりする目的では書いていません。

作品に関わった方々の努力を決して軽んじてもいません。

今日のエントリーも、映画を愛するが故のレビュー記事です。

映画に対する『』あるが故にほとばしり出た熱い思いからの文章を、どうか皆さま、温かい心で見守って下さるようお願い致します。

Mr.ムービー
お願い致します!

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 

前に進む。たとえジグザグであろうとも。

 

 

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