『わたしの中のあなた』(2009年)〈アメリカ映画〉の正しい観かたで大号泣して泣き疲れて下さい

映画

『わたしの中のあなた』

どうも、映画が大好きなジグ・ザガーです。本日は、私の映画人生の中で一番大号泣した映画を紹介したいと思います。

思えば、小学校の時に初めて映画館で観た『のび太の恐竜』(1980年)〈日本映画〉が、私の映画人生のスタートでした。それ以来、今までに何本の映画を観たか分かりませんが、その映画人生の中で、ぶっちぎりのナンバー・ワンで大号泣したのが2009年のアメリカ映画『わたしの中のあなた』です。

このブログをきっかけとして、一人でもこの素晴らしい映画『わたしの中のあなた』を観て下さる方がいたとしたら嬉しいです。

Mr.ムービー
それでは、ストーリー紹介をお願いします!

ストーリー紹介

「ストーリーは以下の通り」

二人の子供を持つフィッツジェラルド夫妻は幸せに暮らしていたが、2歳になったばかりの娘ケイトに白血病が発覚してからというものその全てが一変した。

ケイトの闘病生活を必死に支えていたある日、夫婦に医師がオフレコと断った上で一つの選択肢を提示する。

「骨髄移植のドナーとしては、やはり兄弟姉妹が一番適している。そして、人工授精による妊娠では、完全にドナーとして適合する受精卵を選別する事が出来る」(趣意)

二人はケイトを救いたいという一心で、ドナーとして完璧な存在であるアナ・フェッツジェラルドを誕生させた。そうしてこの世に産み出されたアナは、物心つく前から、臍帯血移植、輸血、骨髄移植などの目的で様々な医学的処置を繰り返し受けさせられてきた。

しかし、どんな治療を施しても、ケイトの白血病を完治させるには至らなかった。病状は徐々に悪化の一途を辿り、13歳になる頃には、ついに腎不全の状態にまで陥ってしまう。

ケイトの生命を継続させるためには、アナの腎臓を摘出して移植するしか他に方法は無かった。何のためらいも迷いもなく、当然の事としてアナに腎臓の提供を促す両親。しかし、11歳に成長していたアナは、腎臓提供を拒否するために弁護士を雇い、両親を相手取って訴訟を起こすのだった……。

『わたしの中のあなた』(2009年)〈アメリカ映画〉

Mr.ムービー
ネタバレ無しのレビューもお願いします!

これだけは言わせて欲しいこと(この映画の正しい観かた)

幾つもの場面で、パーフェクト映画だけが持つ奇跡のような臨場感を堪能することが出来ます。映画を観ている間、私は完全にフィッツジェラルド家の一員になっていました。

Mr.ヒゲ
私も今日からフィッツジェラルド家の一員!

治療のために髪の毛の抜けた姿を恥ずかしがって引きこもろうとするケイトを見て、自分の髪の毛をバリカンで剃り上げる母親に、「俺も剃ったらあ!」と画面の前で一人奇声を発しました。

Mr.ヒゲ
私だって剃る! 但し、ヒゲ以外!

失禁した姉ケイトの衣類を手際よく、しかもさりげなく片付ける妹アナの姿に打ち震えました。

Mr.ヒゲ
オオ! アナよ、お前ってヤツは、何て素敵な妹なんだ! 同じ家族として、私はお前を誇りに思うぞ!

同じ苦しみを背負うケイトとテイラーが、寄り添い合う美しくて切ない姿を、目を細めて眺める私の視線は、完全に母親のものと同化していました。

Mr.ヒゲ
命短し恋せよ乙女…

ダンス・パーティーのためにおめかししたケイトの姿を眺める父親の気持ちが、抵抗ゼロの超伝導で痛いほど私の胸に伝わってきました。

Mr.ヒゲ
パパはお前を娘として持てて最高に幸福だ!

決して心を折ること無く、病に全力で立ち向かっていく母親キャメロン・ディアスの執念が眩しかったです。

Mr.ヒゲ
妻よ、素晴らしき妻よ!

そして何よりも、笑顔が最高にかわいいケイトを、容赦なく蝕んでいく病魔に、身悶えするほどの怒りが湧き上がってきました。

Mr.ヒゲ
くそったれ病魔め、今すぐケイトから立ち去れ!

最早これは映画ではありません。

いや、映画なんですけど……。

この映画『わたしの中のあなた』には、正しい観かたがあります。

この映画『わたしの中のあなた』は、ケイトの病気に翻弄されつつも、それぞれの愛情を持って各々の人生に立ち向かうフィッツジェラルド家の一員になったつもりで観るのが正しい観かたです。

Mr.ムービー
つもりじゃない! 私は歳の離れたケイトのお兄ちゃん!

キャストについて

母親役はキャメロン・ディアスです。アナを演じたのはアビゲイル・ブレスリン、ケイトを演じたのはソフィア・ヴァジリーヴァという女優さんです。

すべての俳優が完璧な演技を見せてくれます。演技にわざとらしさが皆無なんです。

どの登場人物にも存在感があって、病気で苦しんだり、やつれたりしていく描写も非常にリアリティーがあります。

だからこそ思い切り感情移入でき、観る者はフィッツジェラルド家の一員になることが出来ます。

この映画の見どころ

ストーリーに対しての予備知識は、このブログに書かれている程度にとどめておいて観て欲しいです。

この映画の見どころは、映像の美しさ、役者陣の渾身の演技(あくまでもごく自然なわざとらしくない演技)、ストーリーの奥深さと切なさ、最初から最後までのすべてのシーンが見どころの完璧な映画です。

Mr.ムービー
べた褒めしてるけど、私も激しく同意だな!

題名について

原題は「My Sister’s Keeper」です。

この「My Sister’s Keeper」という言葉は、旧約聖書の中にある、『カインとアベルの物語』に由来しているそうです。

『カインとアベルの物語』を少し紹介します。

カインとアベルはアダムとイブの息子たちです。カインは農耕を行い、アベルは羊を放牧して生活を営んでいました。ある時、神(ヤハウェ)は二人に最上の捧げものを備えるようにと命じます。

カインは農耕従事者として地の作物を、アベルは牧畜従事者として羊の初子の中から最上のものをヤハウェに捧げました。しかし、ヤハウェはアベルの捧げ物に目を留められ、カインの物を退けてしまいます。

カインは顔を伏せて怒り、弟アベルを野に連れ出して殺しました。聖書では、これが人類最初の殺人とされています。ヤハウェがカインを追及すると「自分は知らない、自分は弟の番人ではない」と開き直りました。聖書では、これが人間のついた最初の嘘とされています。

この物語は、旧約聖書創世記4章9節に以下のように書かれているそうです。

主はカインに、「あなたの弟アベルは、どこにいるのか」と問われた。カインは答えた。「知りません。私は、自分の弟の番人なのでしょうか」

Then the LORD said to Cain, “Where is your brother Abel?” “I don’t know,” he replied. “Am I my brother’s keeper?”

この、”Am I my brother’s keeper?”という言葉が、この映画の原題「My Sister’s Keeper」のモトとなっています。

キリスト教に関してほとんど知識の無い私は、「My Sister’s Keeper」と聞いても何も感じませんでした。でも、キリスト教国のアメリカではこの映画のタイトルを聞いただけで、上記の『カインとアベルの物語』の中のこの場面がピンと来る程の有名な台詞だそうです。

カインは兄で弟を殺しましたが、アナは妹で姉を殺していません、その対比が聖書の中の有名なフレーズ「Am I my brother’s keeper?」が疑問文である事に対しての、この映画の原題「My Sister’s Keeper」となっているのですね。

Mr.ムービー
邦題は『わたしの中のあなた』だよね!

邦題の『わたしの中のあなた』も素晴らしいと思いますが、恒例になっていますので私なりの題名を考えたいと思います。

 

それでは発表します。

 

『ケイトとアナそして家族』

 

Mr.ムービー
『あゝ、家族』でどうですか?

結論

『わたしの中のあなた』非常に素晴らしい映画です。私が今までで一番に大号泣した映画です。

一番好きな映画は? と質問されたら、私はこの映画を上げます。

映画が好きで、この『わたしの中のあなた』を観た事が無い人がいたら、是非とも、一度この映画を観て欲しいです。

Mr.ムービー
水分をしっかり摂って、大号泣に備えよ!

最後に

私、ジグ・ザガーは良い映画に飢えています。良い作品を観た方は、是非とも作品名をコメントにてお教え下さい。よろしくお願い致します。

Mr.ムービー
致しまぁ~す! (サザエさん風・笑)

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

前に進む。たとえジグザグであろうとも。

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